通信制のネイルスクールは講座にそった教材を使用しながら学習するスタイル
- 「ネイルスクールが遠くにあるので通えない」
- 「出来るだけ安い費用でネイルの勉強がしたい」
- 「仕事が忙しすぎてスクールに通う時間がない」
このような方に最適なのが通信制のネイルスクールです。
通信制ネイルスクールは講座の内容に沿ったテキストや質問票、DVD、施術に必要なツール類などが全てセットになっており、自宅で好きな時間に学習を進められるスタイルです。
実は僕も美容室の仕事が忙しいため、通信制のネイルスクールを選択しようと思っていました。
ところが良く見ると、JNECネイリスト技能検定1級やJNAジェルネイル技能検定上級など難関の試験を受けようと思うと、通信制の学習だけでは不十分だったのです。
難しい試験をクリアするには通信制の学習だけでは足りず、スクーリング(通学)してプロのネイリストからきちんと技術指導を受けなければならないと判明し、ずいぶんガッカリしました。
個人的にJNECネイリスト技能検定1級やジェルネイル上級の資格取得を目指していたので、最終的にフリータイム制のネイルスクールを選びました。
ただ、取得したい資格や学びたい技術レベルによっては通信制ネイルスクールで十分対応出来るケースもあります。
「通信制では技術が学べない/ネイルスクールに通うしかない」と固定観念で考えず、自分の置かれた学習環境や学習に使える費用、取得したい資格などをトータルに考えてスクールを決めると良いでしょう。
簡単・気軽にネイルの勉強が始められる
通信制ネイルスクールは、申し込みをするとすぐに教材一式が送られてきて、教材が届いたその日からすぐに学習が始められるのが大きなメリットです。
最近はDVDではなくスマホやPCで講師の指導画像がチェック出来るe-ラーニングも選択出来る講座もあるようです。
スマホで施術の様子がチェック出来ると、通勤や通学、ちょっとした休みの時間にすぐにネイルの勉強が出来るので便利ですよね。
爪やすりや筆、キューティクルニッパーなどの教材も付属されているので、テキストを開いたらすぐに教材で学習開始。
仕事や育児・家事をしながら自宅で自分のペースで学習出来るのが魅力です。
通学するとなると交通費や移動に掛かる時間を確保しなければなりませんので、通信制ネイルスクールは交通費・移動時間カットになります。
そばにスクールの講師や進行担当者がいないので、どれくらいの時間勉強してもOK!
もちろん休んでも講師からガミガミ叱られる事はありません。
気軽に始められるのが通信制ネイルスクールの魅力です。
自宅で好きな分だけ学べる
通信制ネイルスクールは標準学習期間が決められていますが、その学習期間よりも早く勉強を終わらせても問題ありませんし、少々時間が掛かっても構いません。
通信は各生徒の都合に合わせて自由に学習を進めてもらえます。
など、個人の都合に合わせて学習ペースを速めたり遅くしたりと調整出来ます。
ただ自宅で学習するスタイルの場合、匂いに敏感な家族がいると要注意です。
ネイル施術にはカラーリングやジェルネイルの施術、ジェルオフなど様々な技術の習得が必要です。
これら施術時に必ず専用の用品を使用しますが、化学製品なのでアセトンなど独特な匂いを感じます。
自宅学習の場合、これら用品を使う事で匂いが発生。家族から嫌がられると言うケースもあるそうです。
一人暮らしなら気にならないかもしれませんが、同居する家族がいる場合は気を付けてください。
通学制のネイルスクールよりかかる費用が安い
通信制のネイルスクールは、プロネイリストになるための学費が約70~100万円掛ります。
通うネイルスクールによって費用に差はありますが、各種試験に合格し必要な知識を身に付けるには時間とお金が掛かります。
通信制ネイルスクールも技術を学ぶために時間は掛かるのですが、費用は約30~40万円と通学制のネイルスクールと比べるとかなり安くなっています。
と考えている方は通信制ネイルスクールを選ぶとかなり費用を抑える事が出来ます。
ただ通信制ネイルスクールには。メリットだけではなくデメリットもあります。
それを良く理解した上で申し込んでください。
モチベーションを保つことが重要
通信制ネイルスクールのデメリットと言えば以下のような点が挙げられます。
- モチベーションを保つのが難しい(つい怠け癖がでる)
- 質問したい時にすぐ講師に質問できない
- 生徒の指さばきなどを講師が直にチェックできない
特に問題になるのはモチベーションです。
生徒のそばに講師や他のクラスメートがいないため、マイペースでゆったり学べるのはメリットですが、ゆったりし過ぎるとどんどん学習が遅れて追いつくのにかなりの時間が必要になってしまいます。
そうなると学習するのが苦痛になりそのまま挫折する事もあり得ます。
周囲に同級生や指導者がいない分、自分で自分を律する強い気持ち・意思が必要です。