【信頼度抜群!】男性もなれる?JNA認定講師になるには

【信頼度抜群!】男性もなれる?JNA認定講師になるには

JNA認定講師の役割

ネイルスクールに通っている生徒は「将来、ネイルサロンで働きたい」「自宅開業が夢」という方が多いのですが、中にはJNA認定講師になる道を目指して頑張っている方もいます。
「まだプロのネイリストでもないのに、講師の座を狙っているのか?」とビックリするかもしれませんが、講師として後進の指導にあたりたい、ネイル普及や技術向上の力になりたいと考える方は一定数いるのも事実です。

ではJNA認定講師はどんな役割を負う事になるのでしょうか?

JNA認定講師となり、施術者の仕事だけではなく後進の指導を行う

JNAの活動に貢献するため、コンテストの審査員や試験官、イベント実行委員として活動する

大きく分けるとこの2つになります。
認定講師になると、施術者として生きる道の他に、指導者としての方向性も出てきます。
集中力と体力のある若いうちは施術者としてどんどん仕事をこなすやり方もありますが、加齢により視力や集中力、体力が低下すると第一線の施術者として活躍するのも限界が見えてくるでしょう。
そうなると、指導者に転身してネイル業界で生きる方法も「あり」ではないでしょうか?

JNA認定講師になるには、一定条件をクリアして認定講師資格を受験し合格しなければなりません。
この認定講師試験はネイル系資格の中でも、特に難しい試験として有名です。
JNAに認めてもらうためには技術はもちろん、実務経験や年齢も問われます。ではJNA認定講師になるための試験や合格率などについて見ていきましょう。

引用:http://www.ny-beauty.com/%E6%9C%AA%E5%88%86%E9%A1%9E/936

JNA認定講師になるまでの道は決して楽ではない

JNA認定講師になりたいのであれば、いくつかの条件をクリアしなければなりません。その主な条件は以下のようになります。

  • 受験日に年齢20歳以上である事
  • ネイリストとして実務経験を積んでいる事
  • ネイリスト技能検定1級合格から1年以上経過している事
  • ジェルネイル技能検定上級・ネイルサロン衛生管理士の資格の有資格者
  • JNA認定校を卒業している事
  • JNAのために協力していける事

他にも条件はありますが、認定講師になろうと思うとかなり条件は厳しいですね。
最上級のネイル系資格を取得しておくのはもちろん、実務経験や年齢、認定校の卒業、JNAの発展のために尽力出来るかどうかまでしっかり問われるのです。
これら条件を全てクリアした上で、初めて認定試験が受けられるのですから「狭き門」と言っても良いでしょう。

JNA認定講師試験は朝10時頃からスタートし、夕方5時頃まで掛かる長丁場の試験です。
ネイルケアやカラーリング、ネイルイクステンションなどの実技試験はもちろん、筆記試験・面接など技術・人柄・実績などを総合的に審査されます。
そしてこのJNA認定講師試験の合格率はわずか10~20%です。
「指導者になりたい」と思ってもそう簡単になれるものではありません。

JNA認定講師は、まさに「選ばれたネイリストに与えられる称号」と言えます。
認定講師を目指すなら早いうちから準備する方が良さそうです。

JNA認定講師にはデメリットもある

JNA認定講師になると施術者だけではなく指導者としての道も開かれ、講師として活躍する場合、非認定講師よりも高い年収が望めます。
認定講師になるとメリットしかないように思えますが、実は思わぬ落とし穴があります。

JNA認定講師はJNA発展のために尽力出来る人物である事が受験要件となっており、認定講師になればJNA主催のイベントに実行委員として参加したり、ジェルネイル検定の試験官、コンペティションでの審査員など役割を与えられます。認定講師の数が少ないため、イベントごとに呼び出される可能性もあります。

サロンの施術や学校での講師の仕事だけに専念したい方からみると、「サロンワークの妨げになる」と感じられても仕方がないかもしれません。
JNA関連のイベントや検定にスタッフとして参加したくない、と言う方はあえて認定講師にならないと言う道もあります。

男性でもJNA認定講師になる事は可能!

JNA認定講師は女性が圧倒的に多いのですが、男性が認定講師になれないわけではありません。
なぜなら認定試験の条件に「男性は受験不可」とは書かれていないからです。
受験要件さえ満たせば、男性でもJNA認定講師になる事は十分可能です。

なぜ男性の認定講師がいないのかというと、ネイリストの99%が女性であり圧倒的に男性ネイリストの数が少ないため。
認定試験は条件に合致する限られたネイリストしか受験出来ませんし、合格率も1~2割と非常に低いです。
ただこの先男性ネイリストの数が増えれば、必然的に男性認定講師も増加するのは間違いありません。

僕は男だから、JNA認定講師にはなれない

はただの思い込み。
実力と努力次第で男性でも認定講師になれます。